旭屋出版Blog　−食と料理の出版社−

しばらく間が空きました。モリです。
またBAR巡りです。

決行日は12月22日。
我が記念日ながら、世間はクリスマス一色。

2000年も前に死んだオッサンの誕生日を、なぜ祝う？

といったヒガミを胸にしまい込み、BARに行きました。
向かった先は、またも渋谷の『CORREOS』さん。

この日は今年の感謝祭で、飲み物全てが1杯1000円！
ただし、この日はスタンディングです。

行ったらもう満員で、すでにグダグダの状態。



早速グラスシャンパンが出ました。
グビビと呑んで、さて次は…と見渡すと、
「進駐軍スタイルマティーニ」とのポスター。

なんじゃそりゃ？

聞くと、新品のジンのキャップを開け、
液面から口のすりきりまでの空間にベルモットを注ぎ、
キャップを締めてボトルをふり、混ぜるそうな。
進駐軍のパーティなどで行なわれた、
一度に大量のマティーニを作るための手法とのこと。

それって、手抜きじゃね？

いかにもアメリカらしい大雑把な作り方だな〜。
と思いきや、実は！

ゴードン（ジンです）を開けてベルモットを入れるのは、出す1日半前。
時間をかけてゆっくりベルモットを馴染ませるそうです。
そして、出す2時間前には氷水でボトルごと冷す。
冷凍庫に直接ではなく、氷水の柔らかい冷たさの中で冷していくそうです。
さらに、出す直前に氷とともにステアしてグラスに注ぐ…。

手間かかってるじゃないですかー！

そのマティーニがコレ。


『CORREOS』さんでは、6月の大泉さんの誕生日パーティと、
冬の感謝祭の年2回しか打朝ないそうです。

そんな話を聞きながら、
シャンパンに始まり、
ジントニック、マティーニ、カルヴァドス、マールと、あと何か（酔っ払って忘れた）と、
計6杯呑んで6000円。ヘベレケで帰りました。

翌日は…、もちろん二日酔いですた。うへへ。

さて、今年始めたモリのブログは、2009年は今回が最後。
年末年始は帰省しますので、
新年は、田舎の食についてでもレポートします。

乞うご期待！ってダレも期待なんざしてないか。
無理矢理、乞うご期待!!

それでは皆様、良いお年をお迎えください。
乞うご期待!!!（しつこい）