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筍筍

2011/04/22 金 | 日記

18日から3日ほど、取材で京都出張だった、開発のモリです。

春の京都の風物詩といえば、
桜も有名ですが、食では
どこへ行っても筍筍筍です。
で、その筍を取材しました。
筍掘りの現地直撃取材です。

行ったのは、洛西にある京都の筍の名産地・向日市。
見渡す丘陵地帯が、ほぼ全て竹林
今まで見たこともないような広大な竹林が広がっています。
あまりに竹が多いことから、「竹取物語」(かぐや姫のアレですね)の
発祥の地がココだったという説も。

ただ、竹林はあっても筍用の竹林でないと、美味しい筍はできません。
春になると、筍はどこの竹林の地面からもニョキニョキ伸びてきますが、
京都では、それを掘っているわけではないんです。

春の一瞬の時期にいい筍を掘るためだけに、
古い竹を間引きし、ワラを入れたり粘土質の土を入れたりするなど、
農家が土地を耕すように、1年間もかけて土地づくりをします。
竹林ではなく、まさに「筍畑」と呼ぶべき場所なのです。
美味しいわけだ(・・・高価でもありますが)。

筍畑
(いい筍が育つよう竹が間引かれて、竹同士の間が広いのが特徴)

素人が見ても分からない、かすかに盛り上がった所に筍が出ています。
そこに細長い鍬状の器具を突き立て、むりむりと掘り起こすと、

おぉ、筍が出てきます(激写中のカメラマンを、さらに激写!)
筍掘り

ふかふかの土地で育った京都の筍は、真っ白。
甘みが強いので、
煮るときはみりんや砂糖は入れないことも多いそうです。

知らないことばかりでした。
貴重な体験をさせていただきました。


【溜池カラスの子育て日記】2回目4月23日
カラス2
出張のためしばらく見ないでいると、
何やらおかしな雰囲気。カラス君は巣の中でじーーっとしています。

ひょっとしてカラス君ではなく、嫁さんの方か?

ところで、オスのカラスはカラス君でいいが、
メスのカラスは何と呼べばいいんか?

カラス子じゃ、楽天イーグルスのマスコットになるし・・・。

これはこれで、思案中です。
いい案あったら教えてください。
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